写真撮影を楽しみながら兵庫県内の名所を巡る神戸新聞読者クラブ「ミントクラブ」の日帰りバスツアー「ひょうご五国撮り旅」がこのほど、3日間行われ、計93人が参加して秋深まる六甲山の自然を満喫した。
撮り旅は2018年の神戸新聞創刊120周年を記念して始まり、摂津、播磨、但馬、丹波、淡路の旧五国を折々のテーマで訪問。これまでに約800人が参加している。
今回は新型コロナウイルス禍による1年の休止を経て、摂津編で再開。神戸新聞社の冨居雅人前映像写真部長と小藤香織さんを撮影講師に、神戸市立森林植物園の紅葉、安藤忠雄さん設計「風の教会」、六甲ケーブル山上駅にある国内最大級の巻き上げ機などを活写。市街地の展望を楽しみながらのランチや酒蔵での試飲も楽しんだ。
初参加の夫妻は「コロナ禍で巣ごもりしていたが久々に出かける機会になった。何げなく撮っていたスナップ写真のコツが分かり、少し上手になった気がします」と話していた。