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市長公用車として導入したトヨタの「MIRAI(ミライ)」(神戸市提供)
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市長公用車として導入したトヨタの「MIRAI(ミライ)」(神戸市提供)

 神戸市は10日、神戸市長の公用車に、水素で走る燃料電池自動車(FCV)のトヨタ「MIRAI(ミライ)」を導入したと発表した。同市は水素エネルギーを積極的に活用した社会の実現に力を入れており、PR効果も狙う。

 ミライのリース料は月9万3千円で、契約は今年12月から5年間。これまではトヨタ「クラウン」(リース料月6万1200円、7年契約)だった。

 同市は、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、水素スマートシティ神戸構想を掲げる。水素エネルギーを利用した技術開発の支援やFCVの普及促進、産業振興などに取り組んでいる。市の担当者は「今後も環境に優しい水素エネルギーの重要性をアピールしたい」と話した。

 公用車を巡っては、兵庫県知事がトヨタの最高級車「センチュリー」(リース料月約25万円)を利用していたことが、県議会などで「費用が多額」と批判された。その後、県は知事と県議会議長の車をトヨタの「アルファード」(リース料月7万2500円)にすると決めた。(三島大一郎)

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