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「メリー・ウィドウ」の成功を生かしたいと誓う高野百合絵(左)と黒田祐貴=兵庫県立芸術文化センター(撮影・秋山亮太)
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「メリー・ウィドウ」の成功を生かしたいと誓う高野百合絵(左)と黒田祐貴=兵庫県立芸術文化センター(撮影・秋山亮太)
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「メリー・ウィドウ」の成功を生かしたいと誓う高野百合絵(左)と黒田祐貴=兵庫県立芸術文化センター(撮影・秋山亮太)
「メリー・ウィドウ」の成功を生かしたいと誓う高野百合絵(左)と黒田祐貴=兵庫県立芸術文化センター(撮影・秋山亮太)
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「メリー・ウィドウ」の成功を生かしたいと誓う高野百合絵(左)と黒田祐貴=兵庫県立芸術文化センター(撮影・秋山亮太)
 高野百合絵(たかの・ゆりえ) 富山県出身。東京音楽大学付属高校、大学、大学院を首席で修了。全日本学生音楽コンクール全国大会1位、日本クラシック音楽コンクール全国大会1位の実績を誇る。第84回選抜高校野球大会、第71回全日本大学アメリカンフットボール大会決勝「甲子園ボウル」で国歌独唱し脚光を浴びる。2018年、日生劇場オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」でドラベッラ役をこなす。NHK・BS8K「ルーブル美術館 美の殿堂の500年」のオリジナル・サウンドトラックに参加
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 高野百合絵(たかの・ゆりえ) 富山県出身。東京音楽大学付属高校、大学、大学院を首席で修了。全日本学生音楽コンクール全国大会1位、日本クラシック音楽コンクール全国大会1位の実績を誇る。第84回選抜高校野球大会、第71回全日本大学アメリカンフットボール大会決勝「甲子園ボウル」で国歌独唱し脚光を浴びる。2018年、日生劇場オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」でドラベッラ役をこなす。NHK・BS8K「ルーブル美術館 美の殿堂の500年」のオリジナル・サウンドトラックに参加
 黒田祐貴(くろだ・ゆうき) 東京芸術大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科修士課程オぺラ専攻修了。大学院在籍中に芸大フィルハーモニア管弦楽団合唱定期演奏会や芸大メサイアのソリストを務め、修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。イタリアへ留学。日本音楽コンクール声楽部門第2位。新型コロナ禍で、ユーチューブを使った「フニクラフニクラ」の替え歌「アベノマスク」を配信し、32万回再生を記録。SNSでも話題になる。生まれた時から大の阪神ファン。
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 黒田祐貴(くろだ・ゆうき) 東京芸術大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科修士課程オぺラ専攻修了。大学院在籍中に芸大フィルハーモニア管弦楽団合唱定期演奏会や芸大メサイアのソリストを務め、修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。イタリアへ留学。日本音楽コンクール声楽部門第2位。新型コロナ禍で、ユーチューブを使った「フニクラフニクラ」の替え歌「アベノマスク」を配信し、32万回再生を記録。SNSでも話題になる。生まれた時から大の阪神ファン。

 オペラ界の有望若手の高野百合絵と黒田祐貴のデュオ・リサイタルが2022年1月10日、兵庫県立芸術文化センター(西宮市)で開かれる。佐渡裕芸術監督のプロデュースで、7月に公演された喜歌劇「メリー・ウィドウ」で共演した2人で、プッチーニの歌劇作品、ベートーベンの歌曲を披露する。

 「メリー・ウィドウ」はフランツ・レハール作曲で、1900年ごろのパリが舞台。遺産相続が絡む恋愛コメディーで、高野はヒロインの未亡人ハンナ、黒田はハンナの昔の恋人・ダニロ役で出演した。

 ともに初の大役にプレッシャーを感じたという。だが年齢が近いこともあり、「演技、セリフのタイミングを本音で話し合いながら練習した」。息の合った舞台の陰にお互いへの配慮、助け合いがあったと振り返る。

 意外な縁もある。高野は選抜高校野球(2012年)、アメリカンフットボールの甲子園ボウル(16年)で国歌をソロで歌った。黒田は子どもの頃から阪神タイガースファンで、本拠地での観戦経験もある。まさに「甲子園つながり」だ。「球場に近い舞台で公演できるのはうれしい」と声をそろえる。

 今回は黒田がベートーベン、グリーグ、R・シュトラウスそれぞれが作曲した「君を愛す」を披露。「偉大な音楽家が同じテーマで創作している。聞き比べる機会は珍しいと思う。三者三様の世界観を伝えたい」

 高野はプッチーニの歌劇「トスカ」から「歌に生き、愛に生き」に挑戦する。「歌いたかった作品。私を育ててくれた兵庫で、新年のいいスタートを切りたい」と抱負を口にした。

 またメリー・ウィドウの名曲を2人で歌い、佐渡監督がトーク・ゲストで登場する。千円~3千円。芸術文化センターチケットオフィスTEL0798・68・0255

(津谷治英)

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