信号機のない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいた場合に車が止まる「停止率」を、兵庫県警が警察署ごとに調査した。46署のうち、最も高かったのは加西署管内の86・5%で、ワーストは淡路署管内の11・8%と警察署で差が出た。県警交通企画課は「今年は横断歩道上の事故が増えている。確かに止まりにくい場所もあるが、歩行者優先がルール」と強調している。
道交法では、車やバイクは、横断歩道を渡っていたり、渡ろうとしていたりする歩行者がいる場合、一時停止しなければならないと定めている。
調査地点は各署の管内から、片側1車線かつ近くに交差点のない横断歩道1カ所を選んだ。平日の日中、歩行者役でスーツ姿の警察官が横断歩道手前に立ち、2時間以内または50回の車の通行で停止率を計算した。
その結果、県全体の平均は46・9%と5割に満たず。地域別ではトップの加西に加え、4位に西脇署(西脇市、多可町)、5位に小野署が入った北播地域(5署)が最も高かった。一方、淡路や飾磨(姫路市)、南但馬(朝来、養父市)、東灘(神戸市東灘区)は10%台と低調だった。
同課は「調査地点の道路環境なども影響している」とした上で、「各警察署は結果を受け止めて対策に取り組むので、数字の低かった地域の方も改めて意識を高めてほしい」と訴える。
同課によると、横断歩道上の交通事故死者数は今年1~11月で12人(前年同期比5人増)。信号機のない歩道に限ると7人で、前年同期から6人も増えた。
県警は歩行者優先をPRしてきたが、対策の難しさは停止率が示す。特に「スピードの出やすい道路では歩行者が見えても急には止まれない」と担当者。そのため横断歩道を予告する「◇(ダイヤ)マーク」が見えればアクセルから足を離す「手前減速運動」を呼び掛ける。
12月からは、歩行者優先を訴えるステッカーを県内のタクシー会社やバス会社などに配布。ホームページに専用フォームを設け、渡りづらい横断歩道の情報をメールで募集するなど、対策に取り組んでいる。(井沢泰斗)
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