25日に神戸新聞NEXTなどで配信されたオンライン番組「神戸新聞フェス2021」で、人気童話「かなしきデブ猫ちゃん」の新シリーズが、来年4月から神戸新聞社で始まることが発表された。現在、愛媛新聞に連載中で、今月20日からはNHKによるアニメの全国放送が開始されている、知る人ぞ知る人気作。冒険の舞台は愛媛県からひょうご五国へ。愛らしさとちょっぴり哀しみを抱えた主人公のデブ猫・マルが、個性豊かなキャラクターたちと兵庫の地を巡る。(前川茂之)
「デブ猫ちゃん」は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞を受賞した小説家の早見和真さん(松山市在住)が「子どもたちに物語の魅力を知ってほしい」と執筆した初めての童話で、2018年から愛媛新聞で連載がスタート。第1、第2シリーズを経て、現在第3シリーズを連載中だ。
絵は愛媛県今治市出身の絵本作家かのうかりんさんが担当。心躍る冒険談と、温かみある絵のタッチが子どもたちの心をつかみ、「愛媛県では知らない子どもはいない」と言われるほど評判を呼んだ。
主人公は松山市の道後温泉に暮らしていた飼い猫のマル。あることをきっかけに家を飛び出し、仲間たちと出会い、別れ、そして恋をする。広い世界を知りながらマルは成長していく。
早見さんは「今、社会が息苦しいのは大人たちが小さな世界で生きているから。だったら子どもたちには広い世界を見に行こうと伝えたい」と語る。
兵庫シリーズの取材ロケも既に始まっており、早見さんとかのうさんは「兵庫は五つの全く違う文化がある。マルという部外者だからこそ分かる魅力を引き出したい」と意気込む。
神戸新聞は25日から「かなしきデブ猫ちゃん」の特設ホームページ(https://hyogo-debunekochan.jp/)を開設し、早見さんとかのうさんのインタビュー動画などを公開。兵庫県内で読み聞かせイベントや展示会などを実施していく予定だ。
【はやみ・かずまさ】 1977年神奈川県生まれ。「イノセント・デイズ」で2015年の日本推理作家協会賞、「ザ・ロイヤルファミリー」で20年の山本周五郎賞に。「店長がバカ過ぎて」で20年本屋大賞9位。最新作は「笑うマトリョーシカ」。
【かのうかりん】 1983年愛媛県今治市生まれ。動物や自然などをテーマに絵を描く。「いろんなおめん」でフジテレビBe絵本大賞入賞。最新作は「どろぼうねこのおやぶんさん」。
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