北日本や西日本の日本海側で降り続く大雪。観測史上最多の積雪となった兵庫県朝来市和田山町では、住民らが腰の高さほどまで積もった雪の除去に追われ、スリップして立ち往生する車を数人で助け出す様子も目立った。神戸地方気象台によると、雪は28日昼前まで降り続く見込みという。
27日朝は兵庫県内各地で厳しい冷え込みとなり、三田市で氷点下5・5度を記録したのを始め、20カ所ある観測地点のうち16カ所で今季最低を記録。姫路で氷点下2・0度、神戸でも氷点下0・1度と、平年より1~5度近く低かった。
午前11時時点の積雪は、兎和野高原(香美町)97センチ▽和田山65センチ▽豊岡45センチ▽香住(香美町)7センチ。和田山で商店を営む女性は「毎日午前6時台には商品が配送されるが、今日は昼前になると連絡があった。大雪で来客も少ないと思うので、雪かきをしながら待ちます」と話した。
県龍野土木事務所宍粟事業所によると、宍粟市一宮町倉床の県道が雪崩で埋まり、養父市大屋町明延までの約6・5キロが通行止めに。午前11時時点で解除のめどはたっていない。事業所職員は「この場所で雪崩が起きた記憶はない。かなり降ったんだろう」と話す。
JR西日本は、始発から播但線の寺前-和田山間で運休。山陰線も特急などの運転を取りやめ、神戸線も本数を減らしたり、車両の編成を少なくしたりして運転している。
同気象台によると、28日午前6時までの24時間最大降雪量は北部と南部の山地で70センチ、南部の平地でも8センチを予想。海上も大荒れになるという。(広畑千春、竜門和諒、村上晃宏)









