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冷え込みの中、蒸し米から湯気が立ち上る=6日午前、神戸市東灘区御影塚町1
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冷え込みの中、蒸し米から湯気が立ち上る=6日午前、神戸市東灘区御影塚町1
冷え込みの中、蒸し米から湯気が立ち上る=6日午前、神戸市東灘区御影塚町1
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冷え込みの中、蒸し米から湯気が立ち上る=6日午前、神戸市東灘区御影塚町1

 一年で最も冷え込みが厳しい時期を迎え、神戸・阪神間の酒どころ「灘五郷」で、純米大吟醸酒などの寒仕込みが最盛期となっている。活気が増す酒蔵では、「甑」と呼ばれる大型の釜で蒸し上げられた酒米から、湯気が一面に広がった。

 灘五郷酒造組合によると、神戸市東灘区や兵庫県西宮市を中心に26社の清酒メーカーがある。六甲山系の伏流水「宮水」や兵庫で誕生した酒米山田錦などを原料に、個性豊かな酒が豊富に生み出されている。

 どの酒蔵も温度を管理する設備が整う中、神戸市東灘区の神戸酒心館では「今も最上級の酒造りに冷え込みは欠かせない」という。寒仕込みで醸す純米大吟醸酒などは1月から作業のピークを迎える。

 同社醸造部の宮本哲也部長(58)は「昨年は米の出来も良く、冷え込みもちょうどいい。いつも食卓にのせてもらえるような飲み飽きない酒を届けたい」と自信をのぞかせた。(小林良多)

神戸
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