大阪府や兵庫県で、新型コロナウイルスの検査キットの不足が深刻化している。府医師会は国からの安定供給を求めているが、全国的に需要が高まっているため、確保の見通しは立たない。急増する感染者を検査で捉えきれず、感染者が気付かないまま市中でウイルスを広げている可能性も指摘されている。
「手軽に使える抗原検査のキット入手が難しくなっている」。大阪市中央区で発熱外来を開設する「小畠クリニック」の小畠昭重院長は危機感を募らせる。同院では15人の予約枠に対し、多い日では50人程度が検査を希望しており、多くを断らざるを得ない状況だ。こうした状況は今後も続くとみられるという。
府が昨年11月に策定した検査体制計画では、1日の最大検査可能数を約6万8千件と見積もったが、これまで府が実施した最大件数は21日の約3万5千件で、見積もりとは大きな開きがある。府の担当者は「全国的な流通状況に左右されるため、見積もりの通りに調達されるかは分からない」と話す。
こうした現状は検査陽性率の上昇に如実に表れている。キット不足は検査件数の減少につながり、家族に感染者がいる場合や発熱などの症状があって感染した可能性が高い場合などに検査が絞られるからだ。
府内の1週間平均の陽性率は、第5波がおおむね収まっていた昨年10月中旬以降は1%以下が続いたが、直近では約20%となっている。
小畠クリニックでは、19日に検査した18人中14人が陽性だったという。小畠院長は「うちだけでもこれだけ検査を断っているから、検査漏れの感染者は多く街中にいるだろう。検査キットもうちはまだ余裕があるが、今後が心配だ」と話す。(共同)
兵庫県内でも検査キットが不足している。神戸市内では、複数のクリニックが、PCR検査キットの入荷待ちのため一時的に検査を中止し、キット不足から検査に応じられない薬局も出ている。
予約不要で検査を受け入れる尼崎市の薬局では、20~30代の会社員や親子連れの申し込みが目立ち始め、年始は10件程度だった1日当たりの検査数が5倍近くに急増。担当者は「今後も減る気配はない。このペースではキットが足りなくなる」と話した。
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