新型コロナウイルス感染者の急増を受け、兵庫県は28日、自宅療養者や濃厚接触者らの健康相談に24時間対応する「自宅療養者等相談支援センター」を開設した。県の健康福祉事務所(保健所)の対応を側面から支える「保健所業務支援室」も設置。急拡大するオミクロン株への体制を強化した。
支援センターは、民間企業に運営を委託。50回線を設け、看護師らが病院の紹介や食料の配送手続きなどを担い、自宅での待機中の不安を和らげる。センターの電話番号は、陽性が判明した患者のみに伝える。これまで別のコールセンターが受けていた相談を一部引き受け、逼迫する保健所業務を軽減する狙いもある。
この日は10回線を準備し、看護師2人と研修を受けたスタッフ10人が担当。2交代で24時間対応する。今後、50回線まで増やし、スタッフも最大で50人ほどにする予定。症状が悪化した場合の対処方法や隔離期間の確認、感染対策の仕方などの相談に応じる。県の担当者は「自宅療養者らをしっかりフォローアップしていく」と話した。
また、県庁内に設置された支援室は、医療機関から届いた患者の発生届を入力し、患者の求めに応じて就業制限通知書などを発送する役割を担う。週当たり200人程度の職員が遠隔で作業し、阪神間などの保健所を支援する。事務処理を同室が担うことで、保健師らが疫学調査や健康観察に注力できるようにするという。(堀内達成、大島光貴)
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