兵庫県尼崎市は３１日、市外在住を含む１０歳未満～９０歳以上の男女３５３人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、陽性となっていた９０歳以上女性が死亡したと明らかにした。

　新規感染者の症状は、中等症が２人、軽症が３３３人、無症状が８人で、その他は調査中という。

　また、他の自治体が陽性者として発表した男女１５人が尼崎市在住であることも確認した。

　同県西宮市は３１日、男女６５３人が新たに感染したと発表した。新たな死者の公表はなかった。

　症状は中等症６人、軽症６５人、無症状２人、残りは調査中としている。中等症のうち５人は７０代～９０代以上だった。

　西宮市の新規感染者を年代別にみると１０代以下の割合が３１・５％と引き続き高い。一方、６０代以上は１５・６％と徐々に増えている。感染の急拡大が続いていた２３日までの１週間は８・４％だった。

　オミクロン株でも年代が上がるほど重症化しやすいため、両市保健所が警戒を呼び掛けている。

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