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地面から顔を出したフキノトウ=4日午前、神戸市西区押部谷町木見
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地面から顔を出したフキノトウ=4日午前、神戸市西区押部谷町木見

 4日は「立春」。兵庫県内の多くの地点で、朝の最低気温が平年を下回る「春」の始まりとなったが、神戸市西区の休耕田ではフキノトウが芽吹き始めている。茶色い落ち葉のあちこちから顔を出した黄緑色のつぼみが木漏れ日を受けてみずみずしく輝く。

 近くの農家、藤本司郎さん(85)が約230平方メートルで、10年ほど前から栽培。今年は先月末から顔を出し始めたばかりで、もう少し成長を待って、近くの直売所「六甲のめぐみ」(同区押部谷町高和)に出荷するという。

 気象庁によると、今朝の最低気温は神戸市で3・3度、姫路市で氷点下0・2度など沿岸部はほぼ平年並みだが、三田市では氷点下4・9度と内陸部の多くの地点で平年を下回る寒さだった。週末にかけて寒気や気圧の谷の影響で、平年並みか、平年を下回る気温になりそうという。(中西幸大)

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