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「こども本の森 神戸」名誉館長の委嘱状を手にする竹下景子さん(中央)と安藤忠雄さん(左)、久元喜造神戸市長=10日午後、神戸市役所(撮影・辰巳直之)
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「こども本の森 神戸」名誉館長の委嘱状を手にする竹下景子さん(中央)と安藤忠雄さん(左)、久元喜造神戸市長=10日午後、神戸市役所(撮影・辰巳直之)

 神戸市は10日、3月にオープンする三宮・東遊園地の図書館「こども本の森 神戸」の名誉館長に、俳優の竹下景子さんを委嘱した。市役所で式典があり、竹下さんは「子どもたちにとって居心地の良い場所となり、命や震災、ふるさとのことを学び、心に刻んで育ってほしい」と語った。

 同図書館は阪神・淡路大震災の復興事業に携わるなど、神戸に強い思いを持つ建築家、安藤忠雄さんが市に寄贈を提案。昨年12月に完成し、3月25日に開館する。

 竹下さんは、詩の朗読を通じて震災を語り継いできた。式典で、震災の記憶継承に関し「子どもたちが震災の本を手に取り、家庭や学校で話題になれば、数字的な記録とは別に心の中に残っていくと思う」と期待した。また、館内に自らの推薦図書約20冊を並べるコーナーを設けるという。

 式典には安藤さんも出席。「まだ“箱”ができただけ。市民、行政、みんなで育てていってほしい」と話した。(初鹿野俊)

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