関西のラジオ界を代表するパーソナリティー道上洋三さん(78)が、少年時代と母の思い出をつづった「拝啓、おふくろ」を出版する。昨年、脳梗塞で倒れ、看板番組「おはようパーソナリティ道上洋三です」を今年3月で卒業。妻の暸子さん(76)が最終チェックをサポート、夫婦で出版にこぎ着けた。(津谷治英)
道上洋三さんは1965年に朝日放送(ABC)に入社。翌年から深夜ラジオ・ブームをけん引した「ヤングリクエスト」の初代パーソナリティーを務めた。77年からは「おはよう-」を担当。庶民的で視聴者に寄り添う口調で親しまれた。番組を通じ永六輔さん、加藤登紀子さん、平原綾香さんら著名芸能人とも交流を深めてきた。
番組45周年に合わせて「拝啓、おふくろ」の執筆にあたっていたが、最終チェック段階で病に襲われた。
暸子さんは看病の合間、自宅で推敲中の原稿を見つけ、夫が「拝啓-」をつづっていると知った。出版社に頼み、既に完成した部分を取り寄せて読んだ。祖父母に育てられた幼少時代、やがて出会った実母と山口県の漁村に引っ越し、2人きりで過ごした小中学時代の思い出がつづられていた。
中でも看護師として生活を支えた母親のために夕食を準備し、急な仕事で帰宅が遅くなった母を浜辺で待つ姿に、暸子さんは心を打たれた。「寂しい子ども時代を送ったことは断片的に聞いていたが、苦労は想像を超えていた」と涙ながらに打ち明ける。
暸子さんは「この物語をぜひ完成させ、多くの人に読んでほしい」と決意。リハビリ中の夫は右半身が動かず、うまくしゃべれない。残りの部分を加筆していった。
暸子さんは「優しい夫の原点になった遠い記憶が描かれている。とてもいとおしい一冊になった」と喜ぶ。「少年時代を過ごした漁村の風景が思い浮かぶような表紙で飾っていただいた。夫が大切にしてきたリスナーの方々に届けられてよかった」と話す。
「拝啓、おふくろ」(光文社刊)は2月24日発売予定。1650円。
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