兵庫県内の高校が卒業式シーズンを迎えている。新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるため、保護者の出席人数を絞り、式典を彩る合唱も断念するなど、多くの学校が式次第の縮小を検討している。高校生活の3分の2を、コロナ禍の中で過ごさねばならなかった生徒たち。さまざまな思いを胸に、学びやを巣立っていく。(小尾絵生)
今春高校を卒業する生徒たちは、1年の3学期ごろからコロナの影響を受けた世代だ。2、3年の2年間は、修学旅行、体育祭といった思い出となるはずの行事が相次いで縮小、または中止になった。卒業式も、オミクロン株に対する感染対策を施しながら行う。
18日に卒業式を終えたのは、神戸学院大付属高校(神戸市中央区)。国歌や校歌、仰げば尊し、蛍の光などの卒業式ソングの斉唱は見送られ、ピアノ演奏だけだった。同校の石井清司教頭は「本来は式後に卒業生が保護者や在校生らに感謝の気持ちを込めて歌を贈るが、そういう場面をつくるのも難しく残念」と嘆く。
今年の卒業生は英国への修学旅行がなくなり、文化祭なども規模の縮小を余儀なくされた。高3の女子生徒(18)は「文化祭の模擬店など漫画のような学園ライフに憧れていたが、かなわなかった」と残念がる。
それでも、3年間の高校生活はかけがえのない経験だった。「コロナで制限が多く、ぶつけようのない怒りも感じたけど、友人と過ごせた時間など楽しいこともたくさんあった。喜怒哀楽、いろんな感情がない交ぜの学校生活だった」と振り返った。
県内公立高校の多くは、3月1日やその前後に卒業式を予定する。コロナ禍の卒業式も3年目。各校とも感染対策に心を砕きながら準備を進める。
3月1日に行う県立兵庫高校(神戸市長田区)では、保護者の参加は各家庭から1人だけとした。さらに、式場となる講堂の密を避けるため、保護者は別室で中継を視聴する。式典は校歌の斉唱などは行わず、ピアノ演奏のみを予定する。
神戸市立六甲アイランド高校(同市東灘区)は今月28日に行う。来賓は1人に限り、校長の式辞などは短くするよう努め、1時間以内での終了を想定する。下級生の出席も生徒1人とし、在校生の送辞を代表して述べる。同校は「短時間でシンプルな形でも、何とか実施したい」としている。
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