赤とピンクを中心に、左にはオレンジ、黄色。右には緑と青。横一列に並ぶ姿は、まさか?
神戸市須磨区の須磨寺境内にある「わらべじぞう」が昨秋、6色の帽子とマント姿に変身した。公式ツイッターも思わず「ゴレンジャー地蔵が!」と反応。さらにその後、レインコート姿にグレードアップし、再び参拝者を驚かせた。
小池陽人副住職(35)によると、衣装を作ったのは、1年ほど前から毎朝、お寺で掃除などの奉仕を続けてきた40代の女性。手芸が得意で、知らないうちに服を着せてくれていたのだそう。
柔らかくほほ笑むお地蔵さまはその昔「苦しみ悲しみの淵にいる人の心がふと軽くなり、笑顔になってくれるように」と作られたという。まさにヒーローそのものだったんですね。(広畑千春)









