任期満了に伴う兵庫県稲美町長選(5月10日告示、15日投開票)に、現職の古谷博氏(75)が8日、5選を目指して無所属で立候補することを表明した。
古谷氏は同日開かれた町議会の一般質問終了後に立候補の意向を示し、「町民の幸せ、町政の発展のために粉骨砕身で取り組む決意だ」と述べた。
古谷氏は同町出身。兵庫県立農業高校を卒業後、明石市役所に入庁。産業振興部卸売市場長などを経て、2006年の同町長選に初当選。直近2回の選挙は無投票での当選だった。
同町長選では、一般社団法人副理事長の土原翔吾氏(30)が立候補を表明し、元町職員の中山哲郎氏(48)も立候補の意向を固めている。(門田晋一)









