• 印刷
新神戸駅南側に新設するデッキ上のイメージ(神戸市提供)
拡大
新神戸駅南側に新設するデッキ上のイメージ(神戸市提供)
新神戸駅前広場と生田川公園の再整備イメージ(神戸市提供)
拡大
新神戸駅前広場と生田川公園の再整備イメージ(神戸市提供)
屋根や壁にハーブの花々が映り込んだゲート(神戸市提供)
拡大
屋根や壁にハーブの花々が映り込んだゲート(神戸市提供)
新神戸駅南側に新設するデッキ上の夜のイメージ(神戸市提供)
拡大
新神戸駅南側に新設するデッキ上の夜のイメージ(神戸市提供)
生田川公園の再整備後のイメージ(神戸市提供)
拡大
生田川公園の再整備後のイメージ(神戸市提供)

 神戸市は、JR新神戸駅の駅前広場について、再整備のデザインをまとめた。六甲山系と都心部を結ぶ「ハーブガーデン」をイメージし、駅前にデッキを新設。隣接する生田川公園と合わせて、花と緑があふれるくつろぎの空間を創出するという。2022年度に設計し、24年度のオープンを目指す。

 JR新神戸駅は1972(昭和47)年の開業で、今年3月15日に丸50年を迎える。駅前広場については近年、公共交通と一般車の通行が混在して利用しにくいことや、「神戸の玄関口」にふさわしい雰囲気が感じられないことが課題となっていた。

 新幹線の改札口がある同駅2階の南側に、鏡面仕上げのゲート(幅10~15メートル、高さ5メートル、奥行き5メートル)を設置。花壇に並べたハーブの花々が屋根や壁に映り込むようにする。案内サインも充実させ、周辺の観光地に行きやすくする。

 新設するデッキ(1300~1500平方メートル)上にはハーブを中心に、四季を感じられる多様な草花を植える。記念撮影のスポットとしてモニュメント「BE KOBE」を設置。カフェなどの店舗も展開できるようにする。

 桜の名所として知られる生田川公園は、湧き水を使った親水広場をリニューアル。イベントを開いたり、キッチンカーを並べたりできる広場も整備する。

 駅前交通に関しては、昨年9月に策定された基本方針で、公共交通の利便性を高めるため、駅2階部分にバスやタクシーの乗降場を集約し、一般車の乗降場は1階に移すとしている。

 市の担当者は「25年には大阪・関西万博もある。駅前広場が神戸の新しい『顔』となり、国内外の多くの人々に立ち寄ってもらえる場所になれば」としている。(三島大一郎)

神戸
もっと見る
 

天気(9月9日)

  • 33℃
  • 27℃
  • 30%

  • 34℃
  • 24℃
  • 40%

  • 35℃
  • 28℃
  • 20%

  • 35℃
  • 26℃
  • 20%

お知らせ