ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナへの連帯を示そうと、兵庫県内の各地で建物やモニュメントが次々とライトアップされている。夜空にウクライナ国旗の青と黄色の光で照らし出され、平和を祈る思いが広がっている。
ウクライナ国旗は、青色が晴れ渡る空、黄色が小麦に代表される豊かな土地をそれぞれ表すという。
神戸市中央区の神戸メリケンパークにあるモニュメント「BE KOBE」と、改修工事中の神戸ポートタワーは、今月1日から点灯を開始。姫路市では2日から、市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」(同市神屋町)で、ホール上部の白い壁を照らす。
また、明石市立天文科学館(同市人丸町)は時計塔が青色に染まり、プラネタリウムドームの外壁にはたくさんの黄色のハートが浮かび上がる。JR伊丹駅西側に設置された高さ15メートルの打楽器「カリヨン」もライトアップされ、3日夕には人々が黙とうをささげ、ウクライナ国歌の演奏もあった。