体への負担を抑え、切らずに治すがん治療に取り組む「神戸低侵襲がん医療センター」(神戸市中央区)が、高精度放射線治療装置の維持・更新費用をクラウドファンディング(CF)で募っている。新型コロナウイルス感染症の流行による受診控えが、病院の経営を圧迫しているという。同センターの藤井正彦病院長(64)は「地域医療を守るために力を貸してもらいたい」と訴える。
同センターは放射線治療の拠点として2013年に開院した。20年のがんの放射線治療患者数は1238人と、県内最多。患者の約9割は紹介で、神戸大病院、神戸市立医療センターなど県内基幹病院からの患者を診察することも多い。
高度な医療を支えるのが、3種の高精度放射線治療装置だ。広範囲に短時間で放射線を照射できる「トゥルービーム」、複雑な形の腫瘍に対応できる「トモセラピー」、0・1ミリ単位の精度で照射できる「サイバーナイフ」。同センターによると、3種を備える病院は県内で他になく、全国でも数施設という。
もっとも装置の維持費は年間計約1億円と高額。数年おきに周辺機器も更新せねばならず、21年度は約3600万円を要した。
その一方で、コロナの影響による収入減は深刻だ。日本対がん協会(東京都)などの調査によると、20年の全国のがん診断数は19年と比べ9・2%減少。同センターも21年の入院患者は19年比で17・8%減、外来は12・4%減となり、20、21年は赤字を計上した。藤井病院長は「センターは県内全域の高精度放射線治療機能を担い、公的役割も果たしている。患者さんに安心して受診してもらえる環境を維持したい」と話す。
CFは3月末までを予定し、目標額は1235万円に設定。5千円から寄付を募る。CFサイト「レディーフォー」で実施。サイト内で「切らないがん治療」と検索。同センターTEL078・304・4100(小尾絵生)
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