3月の花木として親しまれているミモザが、神戸市中央区の神戸布引ハーブ園で見頃を迎えている。3連休の中日に当たる20日、同園は春の訪れを満喫する人でにぎわい、ロープウエー乗り場には行列ができた。
ミモザはマメ科の常緑樹でオーストラリア原産。満開になると丸く繊細な花が枝先をふっくらと覆う。園内には約50本が植えられており、昨年より1週間以上遅れて見頃を迎えた。まだ咲き始めの木もあり、今月末まで楽しめる見込み。
新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置は21日で解除される。同園担当者は「遠方からの来園者はまだ少ない」とし、感染の収束と人出の回復を願った。神戸布引ハーブ園TEL078・271・1160
(小林良多)