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5月8日で閉店する紀伊國屋書店が入る神戸阪急新館=神戸市中央区小野柄通8
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5月8日で閉店する紀伊國屋書店が入る神戸阪急新館=神戸市中央区小野柄通8

 神戸・三宮の神戸阪急新館5階にある「紀伊國屋書店神戸阪急店」が5月8日に閉店することが25日、関係者への取材で分かった。2002年に当時のそごう神戸店のテナントとしてオープン。19年に神戸阪急となってからも営業を継続していたが、神戸阪急の改装に伴い閉店が決まった。

 関係者によると、既に取引先など関係先には閉店を伝えている。近く正式発表するとみられる。

 三宮周辺では、地下街「さんちか」にあった「ジュンク堂書店 神戸さんちか店」が1月末で閉じており、相次ぐ書店の閉鎖となる。

 神戸阪急店は02年のそごう改装に合わせ、神戸初出店の「神戸店」としてオープン。売り場面積約1200平方メートルで、書籍や雑誌のほか、CDやDVDもそろえ、幅広い年齢層に親しまれている。

 東京にある同書店本社は取材に対し、「担当者が不在で対応できない」としている。ホームページによると、同書店は全国で70店舗を展開。兵庫県内ではほかに、加古川ヤマトヤシキ(加古川市)内の加古川店がある。

 神戸阪急では、本館の地上階と新館で改装を進めており、22~23年度にかけてライフスタイル提案型のフロア構成へ刷新を図る。この一環で、紀伊國屋書店と同時に新館1~4階にオープンした生活雑貨店「神戸ロフト」も4月1日から、店舗面積をこれまでの3分の1に縮小することが決まっている。(広岡磨璃)

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