兵庫県西宮市長選で投票を終えた有権者を対象に電子クーポンを発行する西宮市の地域密着型情報アプリ「西宮CiPPo」の選挙割で27日午後、サイトへのアクセスが集中し、一時つながりにくい状態になった。運営会社は謝罪した上で「登録は4月末まで可能」と呼び掛けている。
電子クーポンは1万円分で、市内約500店舗で使える。同アプリをダウンロードした上で、投票所で受け取ることのできる投票済証明書、もしくは投票所で撮った自分の写真をメールなどで送ると発行される。
運営会社によると、投開票日の27日には、「選挙割」のサイトに約1万件のアクセスがあり、午後6時ごろから同9時すぎまでつながりにくい状態になり、画面にはエラーが表示された。
SNSなど別の申し込み方法を新たに設け、同9時半には復旧した。同社は「想定以上の反響があり、システムが対応しきれなかった」と謝罪。申し込みは4月末まで行っており「つながりにくい場合は、時間を置いてアクセスし直してほしい」としている。(広畑千春)
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