兵庫県は７日、県中央こども家庭センター（児童相談所、明石市）の一時保護所に入所している幼児ら８人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規入所を停止しており、必要があれば児童養護施設などに一時保護を委託する。相談業務は別棟で行っているため継続する。
県児童課によると、入所中の幼児と児童計５人と、一時保護業務に携わる職員３人が感染。４日に幼児が発熱し、その後、入所者や職員で症状が相次いだという。感染した幼児と児童のうち３人は容体の急変などに備えて入院している。
同センターの一時保護所には現在約３０人が入所しており、濃厚接触者の部屋を分けるなどして保護を継続。面会は制限している。（土井秀人）
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