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 昨年10月の衆院選で当選した衆院議員465人の資産報告書が11日、国会議員資産公開法に基づき公開された。兵庫県関係の衆院議員23人の資産額(不動産の固定資産税課税標準額、預貯金など)は、平均約807万円で、2018年4月の前回公開時から約375万円減った。初当選した議員らを中心に不動産や預貯金などがない「資産ゼロ」としたケースが目立ち、平均額は大幅に下がった。上位3人はいずれも前回と同じ顔ぶれの自民党議員で、盛山正仁氏(比例)が4387万円で最も多かった。

 盛山氏の資産額は前回から約42万円減。西宮市や大阪市、東京都目黒区の土地、建物などを報告した。前回報告があった東京都の土地の一つは名義を変更したという。住宅ローンによる借入金は、返済により約389万円減った。

 2位は谷公一氏(5区)の3678万円。兵庫県香美町の不動産などを報告し、大きな変化はなかった。3位の西村康稔氏(9区)は3100万円を報告した。前回1305万円あった貸付金がなくなった。

 県内小選挙区で1人が当選し、8人が比例復活した日本維新の会では、9人のうち一谷勇一郎氏(比例)が1560万円で最多。和田有一朗氏(同)の495万円、市村浩一郎氏(6区)の491万円と続き、ほかの6人はいずれも「資産ゼロ」だった。

 このほか、「資産ゼロ」は自民3人、立憲民主党2人、公明党1人で、維新と合わせて計12人だった。(上田勇紀、井川朋宏)

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