新型コロナウイルス禍の中で3度目の春を迎え、兵庫県内の小中学校などで新学期が始まった。感染拡大後、修学旅行や運動会(体育会)の縮小・中止を余儀なくされ、「学校での体験や子ども同士の交流が減った」と危惧する保護者も多い。学校現場は、そうした声に応えようと模索しながらも、流行の「第7波」に備え、引き続き難しい判断を迫られる。
神戸市内の小中学校で11日、入学式が開かれた。市立千代が丘小学校(同市垂水区)ではピアノ演奏に合わせ、緊張した表情の新1年生が体育館に入場した。
コロナが広がる前の2019年度までは、6年生と手をつないで入るのが恒例だった。だが、20年度から感染対策で見合わせとなり、今回も踏襲した。
同校ではコロナ禍で、音楽会の形を変えて歌唱を取りやめ、楽器演奏のみに。運動会も接触場面を減らし、5年生の宿泊行事「自然学校」は4泊から2泊に短縮した。
入学式で新学(あたらし・まなぶ)校長(59)は「まだ収束が見えないが、予防対策に配慮し、皆さんと手を取り合って進みたい」とあいさつした。
県教育委員会によると、修学旅行などの行事は感染対策の徹底を条件とした。各校はクラスター(感染者集団)の発生を避けようと苦心している。
小中学校では校内の授業に加え、校外での学びも多い。中学生の職場体験「トライやる・ウィーク」や地域との交流に加え、学校と保護者の連携も求められる。2年以上続くコロナ禍は、こうした機会を減らしてきた。
中学2年の子どもがいる姫路市の女性は「学校行事がどんどん縮小して短くなった。保護者が学校へ行く機会が減った」と残念がる。長男が今春、小学校に入学した神戸市垂水区の男性(42)は「通っていた幼稚園では、制限がある中でも行事の中止は少なかった。小学校でも形は変わっても続けてほしい」と期待を込めた。(鈴木久仁子、斎藤 誉、上田勇紀)
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