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兵庫県の新型コロナウイルス対策本部会議で、大型連休に向けた再拡大への懸念を示した斎藤元彦知事=神戸市中央区中山手通5、県災害対策センター
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兵庫県の新型コロナウイルス対策本部会議で、大型連休に向けた再拡大への懸念を示した斎藤元彦知事=神戸市中央区中山手通5、県災害対策センター
兵庫県の新型コロナウイルス対策本部会議で、大型連休に向けた再拡大への懸念を示した斎藤元彦知事=神戸市中央区中山手通5、県災害対策センター
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兵庫県の新型コロナウイルス対策本部会議で、大型連休に向けた再拡大への懸念を示した斎藤元彦知事=神戸市中央区中山手通5、県災害対策センター

 29日からのゴールデンウイークを前に、兵庫県は25日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、連休中も一定の外来診療体制を確保するほか、短時間、少人数の会食といった感染対策を継続して促す方針を示した。帰省や旅行の自粛は求めなかったが、斎藤元彦知事は「感染者数が下げきらず、人の流れが多くなる時期なので、いま一度注意してほしい」と呼び掛けた。

 県内でも、感染者の8割以上がオミクロン株の派生型「BA・2」へと置き換わったとされる中、1週間平均の新規感染者数は約1500人と高止まりしている。県はまん延防止等重点措置が3月22日に解除された後も「同一テーブル4人以内、2時間程度以内」の飲食を呼び掛けており、連休中もこれを継続する。

 医療体制については、新型コロナ疑い患者に対応する県内1654カ所の「発熱等診療・検査医療機関」のうち、連休中も1日当たり最低130カ所を確保する。また、若者へのワクチンの3回目接種拡大を推進。25日時点で県内の20代、30代の接種率は3割を切る現状を踏まえ、大学前から大規模接種会場への送迎バスの運行や大学への助成強化を検討している。

 コロナ禍の3年目で緊急事態宣言のないゴールデンウイークは初めて。斎藤知事は「外出や旅行をやめてくださいと過度に自粛をお願いする状況ではない。経済活動を続けながら、マスクを外した長時間の会話を避けるなど感染対策の徹底を」と述べた。

(井川朋宏)

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