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公演のフィナーレで登場する大階段をイメージした記念撮影スポット=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
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公演のフィナーレで登場する大階段をイメージした記念撮影スポット=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
コシノヒロコさんや故高田賢三さんがデザインした衣装が並ぶ会場=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
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コシノヒロコさんや故高田賢三さんがデザインした衣装が並ぶ会場=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
えんび服やデュエットの衣装が飾られた会場=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
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えんび服やデュエットの衣装が飾られた会場=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
公演のフィナーレで使うシャンシャンのデザインも多彩だ=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
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公演のフィナーレで使うシャンシャンのデザインも多彩だ=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
スパンコールが施された衣装や舞台装置の模型が並ぶ=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館
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スパンコールが施された衣装や舞台装置の模型が並ぶ=神戸市東灘区向洋町中2、神戸ファッション美術館

 夢の舞台を彩ったドレスがすぐ目の前に。「一日中、見ていたいわ~」と、会場のあちこちでため息が漏れる展覧会「華麗なる宝塚歌劇衣装の世界」(神戸新聞社など主催)が、神戸市東灘区の神戸ファッション美術館で開催中だ。きらびやかな衣装や帽子、靴、小道具など約120点が、奥深い美の世界に誘う。

 1914年の初公演以来、宝塚歌劇の服飾文化に特化した大規模な展覧会は初めてという。

 物語の世界観や役柄の魅力を伝えると同時に、動きやすさも備える。観客の目にも、アップの映像や写真にも、色鮮やかな照明にも、それぞれに麗しく映える、丁寧な造り。ガラスケースには入れず、360度どこからでも眺められる展示がうれしい。

 兵庫ゆかりの世界的ファッションデザイナー、コシノヒロコさんや故高田賢三さんによる衣装も。アニメや漫画、ゲームが原作の作品も多く、多彩なコスチュームがそろう。和装から西洋やアジア、中近東の服飾と国際色も豊か。「ベルサイユのばら」シリーズで使った「ステファン人形」など小道具にも注目したい。

 公演時の映像や写真もあり、衣装が躍動する姿を想像できて楽しい。専属デザイナーや衣装スタッフの技や情熱も伝わり、観劇の楽しみを一層深めてくれる。

 フィナーレを飾る舞台装置「大階段」をイメージし、記念撮影スポットにした。隣で公演の映像が流れる中、「体がリズムを刻んでしまう」と興奮する声が上がっていた。

 6月12日まで。月曜休館。一般1000円ほか。神戸ファッション美術館TEL078・858・0050

(小林伸哉)

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