兵庫県は２日、新たに７２９人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２日ぶりに千人を下回ったが、前週月曜の４月２５日（７０５人）から２４人増加。直近１週間を平均した１日当たりの新規感染者数は１６日ぶりに増え、１２９１・３人となった。また、３人が死亡したと明らかにした。

　県内では１週間平均の感染者数は、４月１６日時点の１９９７人から、５月１日までに７００人以上減っていたが、２日は微増した。

　新規感染者は発表自治体別に、神戸市＝１９０人▽姫路市＝５２人▽尼崎市＝７３人▽西宮市＝４７人▽明石市＝３７人▽県所管＝３３０人。死者３人はいずれも県所管で、６０代男性、７０代男性、９０歳以上の女性だった。

　また、神戸市内の小学校３校と高齢者施設２カ所、加古川健康福祉事務所管内の高齢者施設で、新たなクラスター（感染者集団）が発生した。２日午前０時時点で、病床使用率は２３・４％（うち重症用は５・６％）だった。（井川朋宏）

〈おことわり〉兵庫県は２日、各健康福祉事務所管内在住としていた感染者６７５人（４月２５日までの発表分）を、各市町に振り分けて発表したため、一覧表＝画像３枚目＝の「県発表（居住市町別）」の数字が変わりました。

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