芦屋市教育委員会は2日、市立小中学校の3月分の給食費で計約70万5千円を過徴収していたと発表した。約6400人の給食のうち新型コロナウイルス禍の学級閉鎖などでなくなった全11校536人のデータを誤って入力していた。
給食費は各学校から提出された児童、生徒の食事回数を基に市教委学校教育課の職員がシステムに入力し、金額を確認して銀行にデータを送信すると、各家庭の登録口座から引き落とされる仕組み。
同課によると、4月28日午後4時ごろ、銀行にデータを送信した後でデータ入力の誤りに気付いたが、引き落としに間に合わなかったという。
今後、対象者へ個別に連絡し、5月20日に返金する。今後、再発防止策として確認作業をする人数を増やすという。(村上貴浩)









