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日銀本店から神戸市立宮本小学校とつないで展開されたオンライン授業=東京都中央区
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日銀本店から神戸市立宮本小学校とつないで展開されたオンライン授業=東京都中央区

 日銀は2日、神戸市立宮本小学校(同市中央区)に向け、オンライン授業を行った。日銀の役割を紹介したほか、国の重要文化財に指定されている本店本館内部を、3D映像を通じて公開。子どもたちは実際に見学したような臨場感を味わった。

 新型コロナウイルス禍で修学旅行や課外学習の中止が相次ぐ中、日銀は学びの場を提供しようと昨春から遠隔での特別プログラムを開始。海外の学校向けにも展開し、2021年度は計21回実施した。兵庫県内では宮本小が初めて。22年度は前年度を上回るペースで予約が入っているという。

 授業には6年生58人が参加。職員が、日銀の具体的な仕事や2年後に発行する新紙幣についてクイズ形式で解説した。

 3D映像はマウスを動かせば自由に移動したり、360度見渡したりすることができる。重さ25トンもある巨大な扉で守られた地下金庫や、1千億円分が積まれた銀行券のレプリカを職員が披露。子どもたちは興味深そうに見入り、「お札や銀行の秘密が分かり、勉強になった」「偽造防止の技術がすごかった」などと話していた。

 オンライン授業を紹介したウェブページのURLはhttps://www.boj.or.jp/about/services/data/kyositu.pdf

(末永陽子)

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