参院選の公示前日となった21日、兵庫県選挙管理委員会は投票率向上と公正な選挙を願う「選挙啓発シンボル旗(白バラ旗)」を、神戸市中央区の県庁に掲揚した。
県選管の石堂則本委員長が「多くの国内外の問題がある中、日本の進む方向性を決める選挙。有権者には1票の大切さを十分理解し、投票してほしい」とあいさつ。その後、清潔さの象徴となる白バラ旗が掲げられ、風船が空に舞った。
期日前投票所は昨年の衆院選から4カ所増え、計182カ所。一部を除き23日から期日前投票が始まる。6人が立候補した前回19年参院選兵庫選挙区の投票率は48・60%で、前々回から5・14ポイント減った。(金 旻革)