客席で動いたり音が出たりしてもOK。公演中の出入りも自由。そんな子ども連れでもリラックスできる環境のコンサートが23日、神戸文化ホール(神戸市中央区)である。神戸市民文化振興財団が年齢や障害の有無にかかわらず、誰でもプロの音楽を楽しめるようにと企画。プログラムにも趣向を凝らし、海や川にまつわるクラシックの名曲や童謡・唱歌などをストーリー仕立てで届ける。
神戸市室内管弦楽団と神戸市混声合唱団による「こどもコンサート 海はひろいな おおきいな」。指揮に石崎真弥奈、打楽器に神戸市東灘区出身の安永早絵子を迎える。
クラシックのコンサートといえば、静まり返った客席で息を殺し、演奏に耳を傾けるというイメージが強い。今回のコンサートを企画した同財団の柿塚拓真・演奏担当課長は「子どもが泣いたらどうしようと親は心配。でも、劇場は開かれた場所。一人でも多くの人に音楽の楽しさを知ってもらいたい」と力を込める。
人それぞれの違いを尊重し、受け入れる社会を目指す「社会包摂」という考え方を踏まえ、0歳児から入場可とし、ホールの照明も暗くしすぎない。目の不自由な人のため、点字プログラムも用意する。
さらに、子どもたちと楽団員が交流を深める場として、事前にバイオリンやチェロの演奏ワークショップを開催。小学生12人が団員からモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」について手ほどきを受け、コンサート当日、成果を「プレパフォーマンス」として披露する。
「イメージを膨らませながら弾こう」と子どもたちに呼び掛けた、団員の井上隆平(バイオリン)。「音符ばかりを追い、音楽を嫌いになってしまう子もいる。クラシックの堅いイメージを少しでも薄められれば」と語る。
コンサートではまず、安永が「水の始まり」をテーマに西アフリカの木琴バラフォンを即興演奏する。ライン川の情景が浮かぶ、ロマン派の大家シューマンの交響曲第3番「ライン」より第1楽章、中村滋延(しげのぶ)の四季のラプソディより「春から夏へ」を経て、童謡「海」「かもめの水兵さん」などを披露。そして豊岡市で作られたレゲエ調の相撲甚句「竹野相撲甚句ファンファーレゲエの大冒険」へとつながる。
「六甲山から住吉川、海に至る神戸の自然と水の流れをイメージした」と安永。「客席の大人も子どもも一緒になって楽しみましょう」と呼び掛ける。
午後2時開演。プレパフォーマンスは同1時半から。一般2千円、小学生以下500円、3歳以下はひざ上に限り無料。神戸文化ホールプレイガイドTEL078・351・3349
(藤森恵一郎)
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