人と自然を新しい資源循環でつなぐ日本酒「地エネの酒　環（めぐる）」の生酒と環境に配慮したメニューとのペアリングを楽しむイベントが９月２日午後７時から、ザ・リッツ・カールトン大阪（大阪市）３６階の最高級スイートで開かれる。

　「環」は、有機物のごみから作るバイオガスを熱や電気に利用し、副産物の消化液で酒米山田錦を育てて日本酒を醸す「地エネの酒ＳＤＧｓプロジェクト」の純米吟醸酒。

　福寿の神戸酒心館（神戸市東灘区）、盛典の岡田本家（兵庫県加古川市）、富久錦（同県加西市）、播州一献の山陽盃酒造（同県宍粟市）の４蔵元と４農家、神戸新聞社との連携で昨年、誕生した。

　当日は、同ホテルのシェフが食材を余すところなく使い切る「サステナブルな料理」を、４蔵元の環の個性を楽しみながら味わう。

　ゲストスピーカーの山陽盃酒造の壺阪雄一さん、神戸新聞社の辻本一好編集委員が、資源循環のストーリーや地球環境の負担を減らす環の魅力について語る。

　料金は１人２万５千円で１２人限定。予約、問い合わせはザ・リッツ・カールトン大阪ＴＥＬ０６・６３４３・７０２０