11月12、13日に明石市で開かれる「全国豊かな海づくり大会」の開催100日前を記念したイベントが5日、JR明石駅で開かれた。残り100日をカウントダウンするボートがお披露目され、見守った人から拍手が上がった。
海づくり大会は、水産物の保護や管理の重要性を訴え、兵庫県では1982年の香住町(現香美町)に続き、全国で初めて2回目の開催となる。
斎藤元彦知事や県漁業協同組合連合会の田沼政男会長らが出席。斎藤知事は「豊かな海をつくろうと、海底の泥をかき回す取り組みなどがされている。こうした活動を全国に発信していきたい」とあいさつした。
また同日、関連イベント「第1次ひょうごお魚内閣総選挙」も始まった。実際の内閣になぞらえた12の大臣にふさわしい海産物に投票するイベントで、投票者には抽選で県産の魚の干物セットなどが贈られる。インターネットで1日1回投票ができる。投票は11月6日まで。(有冨晴貴)