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山陽電鉄車両=神戸市内
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山陽電鉄車両=神戸市内

 山陽電気鉄道(神戸市長田区)は10日、全49駅でバリアフリー化を進めるとして、来年4月1日から鉄道運賃に一律10円、通勤定期券に1カ月で360円を上乗せすると発表した。

 同社は10日、昨年創設された国の新料金制度に基づき2035年度までのバリアフリー整備計画を国に届けた。費用は58億円を超えると見込む。

 同社は22駅にエレベーター、6駅にエスカレーターを設置済みだが、他の駅でもエレベーターやスロープの新設、ホームの段差・隙間の縮小、バリアフリートイレの整備などを進める。

 通勤定期の上乗せ額は、3カ月で1020円または1030円、6カ月で1940円または1950円。通学定期は上乗せしない。

 兵庫県内関連では、阪急電鉄(大阪市)、阪神電気鉄道(同)、神戸電鉄(神戸市兵庫区)が同制度を活用してバリアフリー化を進めるとして来春の運賃値上げを発表している。

(西井由比子)

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