兵庫県内41市町の新型コロナウイルスの感染者数が昨年12月の「第6波」以降、但馬、丹波地域の全自治体を含む13市町で10倍超に増えていることが分かった。「第5波」までは神戸・阪神間などの都市部に集中していたが、オミクロン株の家族内感染などによって、地方にも拡大した実態がうかがえる。
県や神戸市などが発表する日々の感染者をまとめ、第6波が始まる直前の昨年12月1日と、「第7波」が続く8月1日で比較した。県の公表分については、両日時点で居住自治体が明らかにされていない一部の陽性判明者や県外在住者などは集計に含めていない。
41市町の合計では、昨年12月の7万7404人から8月には60万1771人と約7・8倍に増加。自治体別でみると、但馬、丹波地域の5市2町に加え、小野、相生、洲本、淡路市と猪名川、神河町で10倍超に増えた。
新温泉町では24人から753人と31・4倍に急増。町の担当者は「第6波でも学校園の閉鎖などがあったが、(6月中旬以降の)第7波に入ってさらに急激に増えた。人が多い都市部で流行しているウイルスという感覚だったが、一気に身近になった」と話す。
第6波以降の感染拡大は、感染力が強いオミクロン株の流行が背景にあるとされる。家族内での感染が顕著なのも特徴の一つだが、20・6倍に増えた神河町の担当者は「町内放送の回数を増やすなど注意喚起をしているが、明確なエビデンス(根拠)が分からず、手を打ちづらい」と漏らす。
一方、41市町それぞれの人口(県感染症対策課が基準とする昨年10月時点のデータ)に占める感染者数の割合は、昨年12月1日時点で0・2~2・1%だったが、8月1日時点では最も低い養父市でも4・5%となっている。
10%を超えたのは、神戸市と中核市の計5市のほか、伊丹、川西、宝塚の3市で、神戸・阪神間などの都市部に偏っている。尼崎市の15・4%が最も高く、6~7人に1人の割合で感染している計算になる。
同市の担当者によると、感染が出始めたころから割合が高かったといい、大阪に隣接し、通勤や通学などで往来が多いことが要因とみる。「感染者数の増減などの傾向は兵庫よりも大阪に近い。行動制限などが出ていない現状では『移動してはいけない』とも言えず、基本的な感染対策を訴えていくしかない」と話す。(小川 晶)
【図表(詳報)】兵庫県内41市町「第6波」以降の感染者増加率
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