スポーツ用品大手のアシックス(神戸市中央区)と音響機器メーカーのTOA(同)は、包括連携協定を結ぶ三木市と共に今秋、小学生の交通事故を防ぐシステムの実証実験を行う。具体的には通学時にセンサー内蔵の運動靴を履いてもらい、交差点でスピーカーと連動させて、横断中であることを自動車や自転車の運転者に音声で知らせる。2社がそれぞれ得意とする「靴」と「音」の技術を組み合わせて、子どもたちを事故から守る。
実験は、同市南部の緑が丘地区で行う。具体的な場所などは、市がこれから小学校関係者らと協議して、信号がなく、危険度が高いと思われる交差点2カ所を選定。そこに、TOA製のカメラ付き録画装置とスピーカーを組み合わせた機器を1台ずつ設置する。
この機器は、アシックスが開発した運動靴から発信されるデータの受信機を内蔵しており、運動靴の利用者が約20メートルの距離にまで近づくと感知。クラウドサービス経由でスピーカーから音声を出し、周囲に注意を喚起する。
TOAによると、この録画装置はシリーズ累計1万5千台超を出荷したが、靴と連動させて音声を出す使い方は初めてという。音声の内容は今後検討する。
市が2学期に学校へ周知して参加する児童を募り、希望する小学低学年100人程度にセンサー内蔵の運動靴を無償貸与する計画。期間は年明けくらいまで4カ月間程度の予定で、その間は原則として毎日この靴を履いてもらう。
実験では、自動車や自転車を停止させる効果を確認するほか、流す音声を時間帯ごとに変えて、効果的な呼びかけ方も探る。
事業費は1022万円で、国からの交付金920万円と、三木市が受けた企業版ふるさと納税の102万円を充てる。録画した映像について、同市は、万一事故が起きた場合などを除いて原則使うことはないと説明する。
同市は「データを検証して改善、工夫を重ね、より良いものにして、子どもの安全につなげたい」としている。(大盛周平)
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