新型コロナウイルスの流行「第7波」が直撃した今年の夏。兵庫各地の夏祭りや花火大会は、開催可否の判断が分かれた。全国に名が知られた盆踊りが中止となった一方、計画通りに開催し、コロナ前を上回る人出となったお祭りも。3年ぶりに「行動制限のない夏」として判断を委ねられた主催者は難しい選択を迫られたようだ。(高田康夫、上田勇紀、杉山雅崇)
8月7日に本祭を迎えた兵庫県加西市の「加西サイサイまつり」。食べ歩き制限や飲酒禁止の感染対策をとりつつ、花火約千発を打ち上げるなど3年ぶりにコロナ前に近い形で開催した。
駐車場は車があふれ、シャトルバスが渋滞で動けなくなるほど混雑。来場者は約3万2千人とコロナ前の来場者(2万5千~6千人)を超え、会場にたどり着けなかった人も多数いた。
開催するか、しないか-。7月に入ってコロナ感染者が急増し、医療や福祉現場からは中止を求める意見もあったという。
「救護テントの医師は納得できないままだったかもしれない。だが、サイサイまつりをするかしないかは各集落の祭りの判断にも関わる。一つやめると地域の活性化が減速してしまう」。祭典委員会事務局の同市担当者は説明する。ただ、県内外からの客も多く、まつりがその後の感染状況にどう影響したかの検証は難しそうだ。
小野市では20、21日、約5千発の花火や「おの恋おどり」などでにぎわう「小野まつり」が3年ぶりに開かれた。露店数を3年前の152軒から97軒に減らし、来場者にはマスク着用や消毒の徹底など感染対策が呼びかけられた。
一方、丹波篠山市で15、16日に予定されていた「丹波篠山デカンショ祭」は急きょ、オンラインで過去映像などの動画配信に切り替えた。いったんは踊り手のマスク着用、飲酒禁止などの対策を講じて3年ぶりに通常開催することを決めていたが、8月1日、市内の感染状況や発熱外来の逼迫などを受け、中止とした。
コロナ前は、全国からの観光客を含め、2日間で約7万人が訪れたお盆の風物詩。有名なデカンショ節に合わせ、篠山城跡三の丸広場に設けたやぐらを囲む総踊りで盛り上がる。
「どうしても密になってしまう。市民らの安全確保のために変更した」と同市の担当者。「来年こそ通常開催できれば」と話す。
神戸港の夏の風物詩「みなとこうべ海上花火大会」や「姫路みなと祭海上花火大会」など、第7波到来前に中止が決まった催しも多かった。
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