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神戸市役所本庁舎2号館の建て替え予定地=神戸市中央区加納町6
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神戸市役所本庁舎2号館の建て替え予定地=神戸市中央区加納町6
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 建て替えに向け今年1月に解体された神戸市役所本庁舎2号館(神戸市中央区加納町6)について、同市が、建設工事などを担う事業者の落札者にオリックス不動産(東京)を代表とする企業グループを選んだことが30日、関係者への取材で分かった。新2号館は高さ約125メートルで、隣接する本庁舎1号館(132メートル)並みの高層ビルになる。高級ホテルや商業施設も入る複合ビルで、完成は2028年度ごろとみられる。

 官民で進める神戸・三宮再整備の一環で、新2号館は地上24階、地下2階。上層階にハイクラスのホテルやオフィス、下層階に市庁舎や商業施設が入る予定という。

 庁舎部分は市が所有し、建物全体の整備と庁舎機能以外の施設の管理・運営は企業グループが担う。市は企業グループと事業契約を締結後、具体的な設計などに着手し、24年度ごろの着工を予定する。

 旧2号館は市役所本庁舎として1957(昭和32)年に完成。8階建てだったが、95年の阪神・淡路大震災で被災後は、6階以上を撤去して使用された。老朽化などから市が建て替えの検討を進めてきた。

 再整備の基本計画(21年8月改定)で市は、旧2号館があるエリアが三宮中心部から旧居留地、ウオーターフロント方面への動線上に位置するため、新2号館には回遊性の向上につながる機能を導入するとしていた。

 三宮再整備を巡っては、昨年4月に「神戸三宮阪急ビル」が開業した。2号館周辺では、再整備中の東遊園地に今年3月、建築家の安藤忠雄さんが手がけた図書館「こども本の森 神戸」がオープン。7月には旧市役所3号館跡地に新中央区役所・中央区文化センターが開業した。

 さらにJR西日本の三ノ宮駅ビルの建て替え(29年度開業予定)や、西日本最大級のバスターミナルを備える高層ツインタワー(1期ビルは27年度開業予定、2期ビルは1期完了後に着工予定)の建設も進む。(三島大一郎)

三宮再整備神戸
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