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鮮やかな紅色の「香住ガニ」=5日午前、香住漁港西港
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鮮やかな紅色の「香住ガニ」=5日午前、香住漁港西港
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 日本海のベニズワイガニ漁が解禁され、関西で唯一水揚げされる兵庫県香美町の香住漁港で5日朝、今季の初競りがあった。

 「香住ガニ」としてブランド化され、お得な「訳あり品」は同町のふるさと納税返礼品でも一番人気のベニズワイガニ。底引き網漁のズワイガニよりも深い水深帯に生息し、餌入りのかごを連ねて沈め、誘い込んだカニをかごごと引き揚げる。

 1日の漁解禁に合わせ、大型船1隻と小型船8隻が香住沖50~100キロまで進み、水深1キロ前後にかごを投入。例年並みの29トンを水揚げし、前年比2・8倍の約3100万円を売り上げた。1匹の最高額は前年と同じ50万円だった。

 県ベニカゴ協会の福本好孝会長(60)は「台風が来る前に初競りにかけられてよかった。ボイル、鍋、焼きとシンプルに食べるのが一番」と話した。

 漁期は来年5月末まで。9月17日には同漁港で3年ぶりに「香住ガニまつり」が開かれる。香美町香住観光協会TEL0796・36・1234

(長谷部崇)

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