ウクライナ出身で、母国で日本語教育を研究していたナディヤ・ゴラルさん(32)が今月、神戸学院大(神戸市)の客員教授に着任した。教壇に立つに当たって意識しているのが、「(母国に軍事侵攻してきた)ロシアを悪く言うために日本に来たのではない」ということ。対立構造にばかり目を向けるのではなく、愛するウクライナの伝統や文化そのものを日本の学生に知ってほしいと願う。
「今日も、空襲警報が出たのよ。もう、慣れてきたわね」。今月上旬、来日間もないゴラルさんに、母国に残る母が電話でそう伝えた。
警報が鳴ったときの恐怖は、ゴラルさんも身に染みている。家族の安否が気になる一方で、こう思った。「戦闘状態に慣れることほど恐ろしいものはない。平和を忘れ、戦争がスタンダードになってしまう」
ゴラルさんは、ウクライナ西部、リビウ近郊の都市で生まれ育った。学生時代に山口大学に留学し、日本の言葉や文化を学んだ。母国に戻ると、リビウ工科大学で講師として日本語教育や文化などを研究した。
今年2月、ロシアによる軍事侵攻が始まり、リビウでも被害が出るようになった。「家族は、どうなるのだろう。私の人生も、普通じゃなくなってしまう」。悲しみや不安が募った。
攻め込んできたロシアに対する怒りもわいた。だが、しばらくすると「最前線で戦う軍人に怒りは必要だろうが、一般人の私たちは違う。怒りは何も生み出さず、自分自身を壊すだけだ」と思うようになった。
なぜ、感情を冷静に切り替えられたのか。その理由について、ゴラルさんは「私が『避難者』ではないからかもしれない」とみる。
侵攻が始まった翌月、妹が暮らすベルギーに向かおうと、生活品を詰め込んだボストンバッグを抱えてバスに乗り込んだ。車内を見渡すと、激しい戦闘が続く東部から逃れてきた乗客ばかり。服が汚れ、わずかな身の回り品をビニール袋に入れていた。
その東部についても、ロシアによるクリミア占領(併合)などがあった2014年以降、紛争状態にあったことは知っていたが、そもそも一度も訪れたことがない。「同じウクライナ人でも、大変な思いをしている東部の人たちとは違うから」と話す。
神戸学院大客員教授への就任は、ウクライナ研究会会長を務める岡部芳彦・同大教授との縁で実現。1年間、ウクライナの言葉や文化を日本の学生に教える予定だ。可能ならば、市民を対象に、母国の料理を紹介したり、アーティストを招いたりするイベントも開きたいという。
そういった場で、母国の現状に関心を持ってもらうには、どう訴えるのがいいか-。ゴラルさんはこう考えている。「日本の人たちに『ロシアに負けるな』ではなく、『ウクライナ頑張れ』と思ってほしい。ウクライナにアクセントを置いて、その将来を一緒に考えてほしい」(小川 晶)
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