関西経済連合会は15日、関西、大阪(伊丹)、神戸空港の役割を官民で話し合う「関西3空港懇談会」を18日午後1時半から、大阪市内で開くと発表した。神戸空港に2025年をめどに国際チャーター便、30年に国際定期便を就航させることなどが主な議題となるとみられる。
同懇談会は03年に発足し、3空港の機能強化や規制緩和の在り方などを議論。中断をはさみながら進められ、今回が12回目の開催となる。会合では、神戸空港の国内線の運用についても、発着回数の上限を現在の1日80回から増やすことなどが議論される見通し。
当日は、構成メンバーの関経連▽兵庫県▽神戸市▽大阪府▽大阪市▽京都府▽和歌山県▽堺市▽神戸商工会議所▽大阪商議所▽関西エアポート▽新関西国際空港▽国土交通省航空局▽同省大阪航空局-からそれぞれ代表が参加する予定。
懇談会の座長は関経連の松本正義会長が務めており、終了後、松本氏らが記者会見して合意内容などを説明する。(高見雄樹)









