新型コロナウイルスの水際対策が緩和された今年4月以降、軍事クーデターが起きたミャンマーからの来日が激増している。神戸市では8月末までの5カ月間で2倍以上になった。背景には、ミャンマー国内での物価高騰や就職難による厳しい生活がある。多くは日本語があまりできず、日本での生活にも慣れていない。支援団体はミャンマーにはない「冬」に向け、布団や毛布を募る。(高田康夫)
神戸市のミャンマー国籍人口は今年8月末時点で683人。数年前から増加傾向だったが、コロナの影響で伸びは鈍り、軍事クーデターが起きた2021年2月時点では345人だった。その後、クーデターの影響やコロナ禍の水際対策で来日する人はほとんどいなかったが、今年4月に留学生や技能実習生らの受け入れが再開されると急増した。
「クーデターがあり、日本に行きたいという思いが強くなった」。10月1日、在日ミャンマー人を支援している団体「ミャンマー関西」(同市長田区)の支援物資配布に集まった留学生らは、そう口をそろえた。ミャンマー国内では食料の価格が高騰し、生活が厳しくなったといい、ほとんどが4月以降に来日した。
同国北西部出身の女性(27)は8月に来日し、同市中央区の日本語学校に通う。軍事クーデター後の状況について、「知り合いが国軍に殺されたり、家を燃やされたりした。家族は大丈夫だったが、生活に困っている」と話す。
大学を卒業して国内で働くつもりだったが、現在のミャンマーでは「働くのも難しい」と女性。来日後は清掃のアルバイトに就けたものの、日本語はまだあまりできず、慣れない日本の暮らしに苦労が続いている。
また、年間を通じて温暖なミャンマーと違い、日本はこれから冬を迎える。「冬の寒さは想像できない」と女性は語る。
ミャンマー関西は一昨年から、ミャンマー人に冬物衣料や布団、毛布などを配布してきた。冬でも厚めの衣服や布団を買う経済的余裕がなく、薄着で過ごすミャンマー人が多いためだ。今年も11、12月にプレゼント会を予定するが、同団体では「配布を必要とするミャンマー人が、昨年までと比較にならないほど多くなるのでは」とみている。
布団や毛布、提供を 11月以降に郵送で
ミャンマー関西はプレゼント会に向け、冬用の衣服や布団、毛布を募る。11月以降、郵送で受け付ける予定。使用済みの場合は洗って送る。
あて先は〒653-0041 神戸市長田区久保町6の1の1、アスタくにづか4番館202、「ヨンバンカンニカイ」2号室のミャンマー関西。問い合わせはメール(myanmarkansai2015@gmail.com)で。
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