朝晩の冷え込みが本格化してきた兵庫県神河町の砥峰高原で、約90ヘクタールの丘陵地に群生するススキが見頃を迎えている。秋らしい低い日差しが差し込むと、穂波は黄金色に輝く。訪れた人たちは涼風に吹かれながら散策を楽しんでいる。
「ノルウェイの森」「燃えよ剣」など映画作品の撮影ロケ地にも選ばれる砥峰高原では、毎年春に野焼きを行い、今年も10月上旬にススキの穂が出始めた。
秋のイベントは新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年連続で中止となったが、屋外レジャーの人気を受けて昨年は11万人余りが来場した。
見頃は11月上旬まで。駐車場の利用は1台500円。とのみね自然交流館TEL0790・31・8100
(大山伸一郎)