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オリックスの球団直営店で、日本一を伝えるスポーツ紙などを買い求めるファンら=31日午前、神戸市中央区三宮町1、B-WAVE(撮影・長嶺麻子)
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オリックスの球団直営店で、日本一を伝えるスポーツ紙などを買い求めるファンら=31日午前、神戸市中央区三宮町1、B-WAVE(撮影・長嶺麻子)
オリックスの球団直営グッズショップで優勝パレードを観覧するためのグッズを買い求めた親子連れ=31日午後、神戸市中央区三宮町1(撮影・長嶺麻子)
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オリックスの球団直営グッズショップで優勝パレードを観覧するためのグッズを買い求めた親子連れ=31日午後、神戸市中央区三宮町1(撮影・長嶺麻子)

 26年ぶりに日本シリーズを制したプロ野球オリックス。激闘から一夜明けた31日、神戸・三宮にある球団直営グッズショップ「B-WAVE」には開店前から長蛇の列ができた。訪れたファンはグッズを手に、前回の制覇で励まされたという人は待ちに待った日本一に、喜びをかみしめた。

 オリックスの制覇は、阪神・淡路大震災が起きた翌年、被災者を励ます「がんばろうKOBE」を合言葉に戦った1996年以来、26年ぶり5度目(阪急時代を含む)となった。

 開店前のショップにできた約30人の列にいた男性(61)は「全員野球で勝つのがオリックス。26歳の長男の誕生日に日本一が決まったのも、何かの縁かな」とほほ笑んだ。

 優勝の瞬間を神宮球場(東京都新宿区)で見た会社員女性(38)=東京都=は兵庫県内にある実家に帰る前に立ち寄り、日本一を報じるスポーツ紙を購入。「初めは実感が湧かなかったけど、中嶋(聡)監督の胴上げを見たら、本当に日本一なんだと涙が出た。生きていて本当に良かった」と話した。

 「よく知る監督率いるチームの日本一に勇気と元気をもらった」。ブルーウェーブ時代に現役だった中嶋監督たちが訪れていた神戸市須磨区の料理店2代目、男性(44)は熱っぽく語る。

 95年の大震災では店舗兼自宅が半壊したが、選手らの見舞いに励まされた。今回も「コロナなんかに負けず、頑張ろうと思った」。中嶋監督には「日本一、ありがとうございました」とメッセージを送ったという。(千葉翔大、堀内達成)

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