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国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)
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国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)

 神戸市は10日、新型コロナウイルスのオミクロン株の新たな系統「BQ・1・1」への感染が、兵庫県で初めて確認されたと発表した。

 コロナの陽性が判明した10歳未満~50代の男女4人の検体を10月下旬から11月上旬に市健康科学研究所でゲノム解析したところ、BQ・1・1が検出された。いずれも軽症で、既に自宅療養を終了。うち10歳未満の男女2人は同居家族という。

 4人は発生届の対象外のため、渡航歴や濃厚接触者の有無は不明。市によると、BQ・1・1は欧州や米国で多く報告されており、国内では東京都や神奈川県などでも感染が判明している。

 ワクチンなどで得た免疫をすり抜ける性質があるとみられ、世界保健機関(WHO)は「監視下のオミクロン株の亜系統」に定めている。(名倉あかり)

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