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〈彩前線〉参道包む紅葉のグラデーション 西脇・西林寺

2022/11/16 17:15

 仁王門から約200メートル先の本堂の方向を望むと、赤や黄、緑色をした林のグラデーション。庫裏前を染め上げていた紅葉の前線は、秋の深まりとともに、参道を駆け上がっていく。

 7世紀の開基とされる西林寺(兵庫県西脇市坂本)は、アジサイやツバキなど、四季折々の花で彩られる寺とも知られるが、秋はオオモミジやイロハモミジ、イチョウなどが、境内で見事なコントラストを織り成す。

 今年も11月に入って色づき始めた。市内外から散歩やドライブがてら、参拝者がひっきりなしに訪れ、木々を仰ぎ見て写真を撮ったり、参道に落ちたモミジを拾ったり。参道が真っ赤なトンネルになるのは、今月下旬ごろになりそうだ。

 入場無料。駐車場あり。西脇市観光物産協会TEL0795・22・3111

(長嶺麻子)

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北播彩前線

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