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氷や雪をまとって巨大化した樹氷群=3日、氷ノ山山頂付近(木藤将人さん提供)
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氷や雪をまとって巨大化した樹氷群=3日、氷ノ山山頂付近(木藤将人さん提供)

 兵庫県最高峰の氷ノ山(兵庫県養父市、標高1510メートル)山頂近くに、「モンスター」と呼ばれる白銀の樹氷群が出現した。年間40回以上登頂するという同県丹波篠山市の会社員木藤将人さん(50)が今月3日に撮影した。

 水蒸気を含む風が木々の枝にぶつかって凍り付き、雪をまとって巨大化する現象。木藤さんによると、氷ノ山では、山頂から少し下った杉の群生地「千本杉」で、厳しく冷え込む2月中旬に見られることが多いという。

 今季は初冠雪が例年より3週間程度遅い昨年12月1日だったものの、年末に雪が多く降った。木藤さんは12月25、31日に登ってモンスターの育ち具合を確認し、1月3日に再び撮影に臨んだ。

 午前4時に登り始め、同9時前に山頂に着いた。天気は曇り。濃霧で視界は真っ白だったが、同10時ごろに雲が抜けそうだという予報を信じて待ち、日が差した好機を捉えた。

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