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県大会で危機感、再確認した甲子園への思い 打倒大阪桐蔭、報徳が目指すはセンバツ頂点

2023.01.28 05:30
6年ぶり22度目の出場を決め、喜ぶ報徳の選手たち=27日午後、西宮市上大市5
6年ぶり22度目の出場を決め、喜ぶ報徳の選手たち=27日午後、西宮市上大市5
神戸新聞NEXT
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 「HOTOKU」が聖地に帰ってくる。2018年夏以来となる甲子園行きが決まった報徳。昨秋近畿2位で選出確実とされていたが、堀主将は「名前が発表されて、初めて実感が湧いた。優勝を目標にやりたい」と気合を入れ直した。

 昨夏の甲子園大会まっただ中の昨年8月16日、新チームは秋季県大会の阪神地区大会初戦を迎え、「春」へ向かって歩み出した。6日後には甲子園決勝を全員で球場に行って観戦し、大舞台へのモチベーションを高めた。

 順調に勝ち上がったが、市尼崎との県大会3回戦は投打で迫力に欠け、苦戦。大角監督が「元々気持ちが見えにくい」と指摘するナインは練習でも消極姿勢が目立った。

 「このままでいいのか」。危機感を強めた選手たちはミーティングを重ね、甲子園への思いを再確認。好投手坂井を擁する滝川第二との準々決勝でエース盛田が投げ勝つと、勢いを取り戻し、頂点まで駆け上がった。

 近畿地区大会でも、智弁和歌山ら強豪相手にらしさを発揮。打線は堀や3戦連発の石野らが好調で、準決勝までの3試合を2桁安打で圧倒した。岩本、堀を軸とした走塁や、竹内、宮本を中心に堅守もさえた。監督は「いい形でうちの野球ができた」と手応えを語る。

 ただ、決勝の大阪桐蔭戦では散発のヒット3本で敗れた。堀が「『3安打』の悔しさを意識して練習してきた」と明かせば、盛田も「全国の強豪を意識している」と強調。視線は既に2002年大会以来の日本一に向いている。

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