大惨事から一週間後の五月二日。東京・首相官邸で、自民の武部勤、公明の冬柴鉄三両幹事長らとの会談を終えた北側一雄国土交通相の口調は、極めて厳しかった。
「新型の列車自動停止装置(ATS-P)の整備が、宝塚線運転再開の大前提だ」
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
大惨事から一週間後の五月二日。東京・首相官邸で、自民の武部勤、公明の冬柴鉄三両幹事長らとの会談を終えた北側一雄国土交通相の口調は、極めて厳しかった。
「新型の列車自動停止装置(ATS-P)の整備が、宝塚線運転再開の大前提だ」
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。